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究極の恐怖とは

2018.09.08

eigakan

いよいよ9月になり、今年もあと数ヶ月で終わってしまうという事実が受け入れられません。時の流れって本当に早いですよね。

最近無難に面白い映画しか見ていないなぁとふと思い、Netflixであえてスプラッター作品を漁るという一種の自殺行為じみたことをやっています。

あくまでこれは「こういう映画も配信してるのか〜ヤベ〜な〜。」とタイトルだけ見て、こんなに幅広いジャンルの作品を配信しているNetflixの凄さを楽しむ暇つぶしなのです。

ですがこの間、何を思ったのかNetflixの広大な海の中に漂うスプラッター作品を見つけだし、あまつさえそれを鑑賞してしまいました。

いつかのブログでも話しましたが私はスプラッター映画が大の苦手です。それこそ殺人鬼などの現実に存在しうる物がテーマになっているものは特に嫌いです。

なのですがとある日、どうせ映画なんだ!どんなにリアリティがあっても所詮は作り物!たぶん大丈夫!という謎の自信が生まれたので見ることを決意しました。

 

その映画はイーライ・ロス監督作品、「グリーン・インフェルノ」

1980年に公開されたイタリア映画「食人族」をモチーフにしている作品です。因みにタイトルのグリーン・インフェルノはジャングル地帯の名前から採られたものになるんですよ。

あの「ホステル」という巷で有名なスプラッター映画を作り出した監督ということもあって、見る前から嫌な予感しかしません。

 

そして鑑賞後、見事に撃沈。もう二度と見ません。ぶっちゃけオススメしません。

というか、そういうのオレめっちゃ得意!と自負している方以外は絶対に見ないでください。本当に。

 

やっぱり駄目ですね。俳優さんたちの演技も相まって、見ていて吐き気を催すほど(一応良い意味です)でした。

ポテチを食べながら鑑賞していたのですが鑑賞後に袋の中身を見たら全然減っていませんでした。途中からある程度あった食欲が消え失せてしまったからです。そもそも物食べながら見る内容でもないのに、何故ポテチを開けてしまったのか。自分でも分かりません。

 

一応あらすじを説明しますと、

積極行動主義の若者たちが大企業が行っている部族の迫害を止めるべく、ペルーを経由し現地に行くことに。そして一悶着はあったものの無事に成功し、帰りの小型飛行機の中で今回の活動の成功を祝う一同だったが、突然のエンジントラブルで森に墜落してしまう。そこは今回の活動で自分たちが守った部族、ヤハ族と言われている部族の集落だった。主人公を含む生き残っている若者たちをヤハ族は捉え、そのうちの一人の青年の生きたまま刻み食べてしまう。その光景を目の当たりした主人公達は恐怖に陥ってしまう。果たして主人公達は無事逃げ延び、生還できるのか。

と長くなりましたがこの様な内容となっています。

 

ロス監督曰くこの作品に登場人物の本質的なテーマは、「ネット文化に浸かりきった世間知らずがネットの情報、記事を鵜呑みにしそれをシェアorツイートするだけで活動家になった気でいるのに対してのアンチテーゼ」なのだそう。そりゃそうだ、制作の意図を知らぬまま見た私でさえもそのことに対しての皮肉は感じましたから。とは言っても、劇中の主人公たちの惨状を見たら「そこまでやる必要ないよ(泣)」と同情したくなりました。

 

この映画に対しての感想はネガティブかつ後悔しか無いのであえて言いません。ですが一つだけ認識したことがあります。

やっぱり日本物のホラーの未知のものに対する這い寄るような恐怖ではなく、海外ホラーの現実でも起こりうる人の狂気が織りなす恐怖が私にとって一番効くみたいです。

2013年の作品とはいえ海外映画業界の技術と表現の進捗に関心を覚えつつ、近い未来これを超える映画が出るのかと思うと震えが止まらない思いです。

 

因みに「ホステル」も見たことあるんですが、その時も何かおやつを食べていました。しかもよりによってビーフジャーキーという。

無論途中で食べる気が失せました。全然学んでないですね。

 

あ、あとこのグリーン・インフェルノ。続編が出るって話があるらしいですよ。勘弁してくれ。

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