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変わりゆく映画史

91st-academy-awards

まず最初に言っておかなければなりませんね。

2月25日(月)、この日いよいよ2019年度アカデミー賞が発表されました。

今回の作品賞は受賞者or作品が発表される度に、だんだん予想がつかなくなってきた印象です。中々に熱い展開でしたね。

そんな私はお昼休みに某SNSに張り付いて、血眼になりながらリアルタイムで情報を仕入れるようにしていました。

因みにアカデミー授賞式のオープニングにQueen+アダム・ランバートがライブしたんですよ。私はまだ見れていないですね。というか、見る心の準備ができていません。

そして、ほぼリアルタイムで情報を仕入れ、全体の結果を知ることができました。

それでは今回のアカデミー賞の結果を一気に紹介していきます。

 

作品賞:『グリーンブック』

監督賞:『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン

主演男優賞:『ボヘミアン・ラプソディ』 ラミ・マレック

主演女優賞:『女王陛下のお気に入り』 オリヴィア・コールマン

助演男優賞:『グリーンブック』 マハーシャラ・アリ

助演女優賞:『ビール・ストリートの恋人たち』 レジーナ・キング

長編アニメ映画賞:『スパイダーマン:スパイダーバース』

短編アニメ映画賞:『Bao』

脚本賞:『グリーンブック』 ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー

脚色賞:『ブラック・クランズマン』 スパイク・リー、チャーリー・ワクテル、デイビッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット

撮影賞:『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン

美術賞:『ブラックパンサー』ハンナ・ビークラ、ジェイ・ハート

音響編集賞:『ボヘミアン・ラプソディ』

録音賞:『ボヘミアン・ラプソディ』

編集賞:『ボヘミアン・ラプソディ』

視覚効果賞:『ファースト・マン』

歌曲賞:『アリー/スター誕生』 シャロウ〜『アリー/スター誕生』愛のうた〜

作曲賞:『ブラックパンサー』ルートヴィッヒ・ヨーランソン

衣装デザイン賞:『ブラックパンサー』 ルース・E・カーター

メイク・スタイリング賞:『バイス』

外国語映画賞:『ROMA/ローマ』 メキシコ

短編実写映画賞:『スキン(原題)/Skin』

長編ドキュメンタリー賞:『フリー・ソロ(原題)/Free Solo』

短編ドキュメンタリー賞:『ピリオド 羽ばたく女性たち』

 

といったような結果になりました。

今回受賞した作品全てに賛辞を送りたいですね。おめでとうございます。

 

まず(個人的に)注目してほしいのが『ボヘミアン・ラプソディ』です。

主演男優賞、音響編集賞、録音賞、編集賞といった5部門ノミネート中4部門受賞という快挙を成し遂げました。

今回のアカデミーにおいて最多受賞で、作品賞は取れなかったものの十分すぎる成果と言えるでしょう。

公開当初、この作品の批評家達に強い批判を受けていました。監督のほぼボイコットに近い降板、約10年ほどの製作期間など様々な苦難がありました。

今回のアカデミー4部門受賞の結果は映画制作スタッフ陣、俳優の方々、Queenオリジナルメンバーの二人(四人)、そしてファンの皆がいたから取れたものだと思っています。

誰一人として欠けては(元監督除いて)ここまでの成果は残せなかったでしょう。

 

ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの二人はフレディ・マーキュリー死後、マスコミ及び民衆の心無い中傷から彼をずっと守っていました。

(※ジョン・ディーコンは音楽業界の舞台から降りましたが、彼なりのQueenを想ってこその判断なのでしょう。)

そうして守ってきたフレディが、Queenが、ようやく明確な形として報われたことになったのではないでしょうか。

彼らをしっかりと知ってから月日は短いですが、ラミ君が受賞した時に見せた表情を見ると、そう感じるのです。

アカデミー4冠はQueenメンバー4人それぞれに捧げるためだと誰かが言っていました。あまりにも都合のいい話だと思います。ですが、そうあってほしいとも思うわけです。

彼ら4人がいた当時に生まれてこなかったのは正直残念でなりませんが、現代でこうしてQueenの一つの伝説の瞬間を目の当たりすることができて本当に良かったです。

なんだかんだと、くどくど文を連ねてきましたがつまり言いたいことは一つだけです。

ボラプおめでとう!!!!!ラミくんおめでとう!!!!!Queenありがとう!!!!!

 

しかし今回は本当に予想がつかない賞レースとなりましたね。

前回ローマが作品賞取れなかったら笑う、なんて失礼なことを言ってしまい申し訳ありません。素晴らしい作品でした(鑑賞済)

レビューはまたの機会にやっていこうかと思います。

 

グリーンブックが作品賞を取ったのは個人的に少しだけ意外でした。この作品も色々ありましたので。

何はともあれ作品賞おめでとうございます!!俄然見なければならなくなりました。

3月は特に映画ラッシュがすごいので、お財布がどんどん薄くなっていきますね。どんどん映画業界が盛り上がっていくようで嬉しいです!

 

長編アニメーション賞はやはりと言うべきか、スパイダーバースでしたね。長年独走気味だったディズニー作品を抑えての受賞となりました。

日本での公開は3/8(金)からなのですが…実は私はもう見に行っています。期間限定のIMAX先行上映で観てきました。

感想は流石に映画公開前というのもあるので語らないようにしておきます。本当はめちゃくちゃ語りたいのですがそれはまた来週頃に。

 

アリー/スター誕生も本当に良かったですね!初監督作品でアカデミー受賞とは、ブラッドリー・クーパーの今後の作品が楽しみになってきます。

レディ・ガガのスピーチも感極まるものがありました。詳しく知りたい方はグーグル先生に聞いてみてください。泣きます。

 

日本映画勢は健闘はしましたがアカデミー受賞ならずという結果になりました。今回は相手が悪すぎたね!あれじゃ勝てんわ!!

前回でも言った通り、アカデミーは受賞しただけでも名誉なことなので、また来年には頑張っていただきたいですね。

 

ブラックパンサーも3冠おめでとうございます!!主に美術系の賞を取っていますね。素晴らしい結果だと思います。

こういった作品が正当な形で評価されているのを見ると、2016年のアカデミーから物凄い進歩したなと。当時までのアカデミーは毎回炎上していましたから。

願わくばこれからはどのような作品であれ、正当に評価された上でアカデミーの舞台に上がれるようになっていければいいですね。

 

さて今回のアカデミー授賞式の感想ですが、何かと波乱のある展開でしたね。こうして丸く終われたのも良かったですね。

司会者の不在、アカデミー関係者からの「一部の受賞の発表はCMの間にやってしまって、そのスピーチはCMが終わった後にまとめてやる」(※因みにこれはネットで大炎上した結果、取り止めとなりました。)

などいった最悪の事態が続いたものの、授賞式自体は恙無く進行していた印象があります。

中には司会者がいなかったおかげで、授賞式自体の流れが中弛みせずにすんだとの意見もあるくらいです。

一つの部類に固まらず、様々なテーマの作品がノミネート&受賞したのはいい兆候ですね。今までのアカデミーはどうしても(悪い意味で)高尚なイメージがありましたから。

来年度はもっと多種多様な作品がノミネートされたらいいなと願っています。

 

今回ノミネートされなかったものの、面白い作品はたくさんあるので皆さん観てくださいね!中には人生観を変えるような名作があるかも?

それでは良き映画ライフを!

 

身内から「ヴェノムはかすりもしなかったね…」と言われましたが全然残念には思っていません。(ぶっちゃけアカデミーは無理でしょ)

続編も決まっているそうですし、またあのトム・ハーディの演技が見れればそれでオールオッケーです。恐るべしトムハの魅力。

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