こんにちわ。
京都オフィスの重永です。
京都には名だたる坂道が数多くあります。
有名どころだと京都を代表する観光スポットで、世界遺産の清水寺への参道「清水坂」に、そこに連なる「産寧坂」(アイキャッチの画像)、さらに進んで転ぶと2年以内に死ぬという「二寧坂(二年坂)」、そのすぐ近くには「一念坂」もあります。
清水坂の南には清水焼のお店が軒を連ねる「ちゃわん坂」という坂もあります。
また、京都と言えばよくTVなどで映し出される法観寺の八坂の塔。この辺り一帯は八坂と呼ばれているように、坂道の多いところです。なんでも八坂という地名も、その昔、ここらに八つの坂があったことに由来するとか。
さらには、京都屈指の心霊スポットとしても名高い深泥池の近くには、これまた心霊スポットとして知られる「狐坂」という坂もあり、実にバラエティに富んでいます。
本日ご紹介したいのは、そんなバラエティに富んだ名坂揃いの京都の坂の中でも、知る人ぞ知る名坂というより激坂、通称「千束坂(せんぞくざか)」です。
原谷から鷹峯に抜ける道にある100mほどの坂ですが、平均勾配21%、最大勾配30%という超激坂です。
昨日、京都の北の方を回る機会があり、ナビに導かれるまま進んでいたら、いつの間にかここへ案内されておりました。
鷹峯方面へ行ったときに、この坂の上の方の手前までは何度か来たことがありましたが、通るのは初めてです。
原谷方面からアプローチしたので、上りを体験することになりました。
噂には聞いていましたが、強烈な斜度で、途中ロケットに乗ってる気分が味わえます。
道も狭い上に、一方通行ではないので、対向車が来たらどうしようというドキドキ感の中、なんとか無事に登り切りましたが、上の方まで抜け切ったら、車にもかかわらず妙な達成感というか開放感を得られます。
※参考:千束坂画像検索結果
YouTubeに、この坂を電動アシスト自転車でチャレンジしている動画があったので、最後に紹介します。
間違ってもママチャリでこの坂を登るようなことにはなりたくない…。