こんにちは、京都オフィスの馬橋です。
11/15に岡山県立岡山操山中学校の生徒さん3名が弊社に来社されました。
テーマは外国人観光客に向けたデジタルパンフレットについてというものです。
私は写真を撮る役として同席させていただきましたが、なるほどなー新鮮だな―と思う内容でした。
外国からきた観光客にQRコードでWi-Fiスポットの紹介や観光地の紹介などのコンテンツが見れるというものです。
しかし気にかけていたのが「歩きスマホ」
昨今よく目に入るその姿。こういったコンテンツが歩きスマホを誘致するのではないかという懸念を持っていました。
そこで対策をいくつか考えていて、例えば喫煙スペースのように囲いをつけてその中でのみ使ってもらうように促す。など。
話を聞いているとついつい個人的にあれこれ考えてしまったのでつらつら書いてみようと思います。
●QRコードにする
…QRコードはどれくらい普及しているのでしょうか?調べてみました。
https://honichi.com/news/2016/09/16/honichigaikokujinwaqr/
ちょっと情報は古いですが、現在の流れを踏まえると認知度は特に問題なさそうですね。
QRコードのリーダーを持っていない人向けにもう一つ対応方法を考えた方が良い?
あとはこのQRコードを読み込んだ先ですね。
アプリなのか?WEBなのか?
ちょっと調べるとWEBサイトから仮にスマホなどのカメラを起動するにはある程度の内部設定があるようですね。場合によってはアプリにしたほうが楽?そのかわりアプリは機種に合わせたメンテナンスと管理が大変ですが。
●喫煙スペースのような囲いを付ける
…総合情報センター的に紙のパンフレットやポスターを囲いの壁に設置。さらにネットに繋げて使わせるのであればWi-Fiスポットも兼用できれば嬉しいだろうなと思います。
その場を充実させて逆に移動させるのを制限する(実際にうまくいくのかは別として…)
囲いをつけたい場所が駅や空港などの場所を想定しているので情報センター的にするのは良いんじゃないかと思います。
紙の良いところはオフラインでも使えるところなので持ち帰りたい人にも促しても損ではないかも。
囲いってこんなイメージでしょうか?
●音声ガイド
…歩きスマホの要因である「見ないといけない」というところ。ナビなんか地図を見るのについつい目で追ってしまいますよね。
うーん。例えば精密な位置情報と進行方向がわかれば音声と画面には進行方向だけのコンパスを表示させる(地図を表示させない)とかにすればずーっとスマホを見る必要はなくなる?
観光地などで音声ガイドはよくありますよね。ストリーミング配信にするか、ダウンロードさせるか。ストリーミング配信ならやはりWi-Fiスポットの充実は必須ですね。ダウンロードは時間がかかるので旅行に来た人にはあまりかも?
●Wi-Fiスポットの紹介
…どうやって探すのか、例えばGoogle Mapにピンを刺して、その場所にはパスワードが書かれいているWi-Fiスポットとわかる共通ステッカーみたいなものを配布したり。
●日本でのマナー紹介
これ、個人的にすごく刺さったんですよ。
私が一人で海外に行った時こういうマナーがわからなくて困ることが多々あったからです。
トイレ一つ、お風呂一つ、なんなら一般的な食事の注文とか。ボタンで店員を呼ぶとか経験ない人も多そうですよね。意外と調べるのが大変。
イラストや文字で説明するのもいいのですが、私は動画でも良いなーと思いました。
動画を作るのは、予算の壁がありますが…
実際に話をしていたのは弊社営業の重永なのですが、その時に
「ペルソナの大事さ」をお話しさせていただきました。
商品(サービス)を作り上げていく上で、架空の顧客を作り上げていくというものなのですが、どこまで決めていくかというと
名前・年齢・人種・性別だけでなく
趣味・性格・家族構成、経歴などまで決めていきます。まるで本当にその人がいるかのようなところまで作り上げていきます。
簡単なペルソナは普段から作っていますが、そういえば趣味や家族構成まで考えてやるのはなかなかないなーとふと思いました。
大掛かりなものであれば特にペルソナの設定は重要ですね。
データを揃え、骨組みをしっかりできれば、きっと素敵な企画が出来上がると思います。
おもしろかったり、なるほど。となったり。
もっと詰めて肉付けしていけば楽しいものになりそうですね。
発想力をどんどん伸ばしていってほしいなと思いました。