こんにちは。
京都オフィスの重永です。
今年の京都は3/22に開花宣言が出されました。
1週間くらいで見ごろを迎えるので、桜の京都を堪能したい方は、来週末くらいが狙い目だと思います。
さて、昨日、仕事で京都府庁の方へ出かけたところ、ふと京都府庁旧本館の中庭を見ると、なんとすでに結構咲いているではありませんか。
京都府庁の旧本館は、明治37年(1904)に建てられたレンガ造りの近代建築で、現役の官公庁建物としては日本最古のもの。平成16年(2004)には国の重要文化財にも指定されています。
その中庭には、7本の桜の木が植えられていて、中央のしだれ桜は、京都屈指の名桜に数えられる円山公園の「祇園しだれ桜」の孫にあたり、全国的にも有名な京都の桜守・佐野藤右衛門氏によって植えられたものです。
毎年、春には桜の開花時期に合わせて、この旧本館の一般公開が行われていたのですが、今は基本的に公開してされているので、観桜祭として各種ライブや展示・物産展など様々な催しが開催されています。
私の家から自転車で5分くらいなので、桜シーズンに外出する時は、ちょくちょく寄らせてもらっています。
今年の観桜祭は3月24日(土)、すなわち本日からなので、ドンピシャのタイミングで咲いてくれました。
なお、中庭にある7本の桜のうち、今のところ中央の祇園しだれと南東の紅一重しだれ桜の2本がそこそこ咲いていて、南西の大島桜が昨日開花したところのようです。
おそらく観桜祭の期間中(~4/8)は、7本のうちどれかは咲いていてくれることと思います。
ちなみに、この中庭には、桜守・佐野藤右衛門氏によって「容保桜(かたもりざくら)」と名付けられた大島桜と山桜の特徴を持つという珍しい品種の桜や、NHKの大河ドラマ「八重の桜」にて主人公の新島八重役を演じた綾瀬はるかさんによって命名された新種の八重桜で、福島県から復興を応援するシンボルとして寄贈された八重桜「はるか」もあります。
見どころいっぱいの京都府庁旧本館の桜と「観桜祭」、おススメです。