こんにちは、京都オフィスの馬橋です。
今回より、ネタに困った時はGoogle Trendsを利用してネタを探すことにしました。
Google Trendsとは?
検索エンジンのGoogleによる検索されたキーワードや検索された回数などをチェックすることができるwebサービスです。
このご時世、Googleでよく検索されたワードということは世間の声と同義。
日々怒涛のように変化していくインターネットの世界で流れに乗るためにはやはりこういったツールは積極的にチェックして、脱・世間知らずになりたいものです。
Google Trends
ということで、まずはこちらがメインページです。
特定のワードの検索動向が知りたい、という方はこのページで単語検索をすると人気度の動向を見ることができます。
このキーワードと一緒に検索されているという言葉も調べることができます。
例えば「ハロウィン」という季節ワードを調べてみると
1月~8月くらいまではほぼ横ばい。見向きもされていません。
しかし9月に入ると急激に動き出し、10月の最終週には検索人気動向のピークを迎えます。
が、その翌週は一気に急降下し、また横ばいに戻っていくという。
まさに一点集中といえるキーワードです。
この動向から見えるのは、ハロウィンに向けた何か販促をしたい・売りたいというかたは
「9月初週」には少なくとも準備が終わっているという状況が望ましいのではないでしょうか。
つまりそれ以前からハロウィンに向けた企画と準備を始めなければいけないということですね。
考えてみるとたしかに9月は夏のイベントも終わり、ハロウィンまでこれといったイベントがないのでみんなが興味関心を持ち出すのでしょう。
人の流れが見えてとってもおもしろいですね。
今の検索トレンドが知りたい場合は
左上のハンバーガーメニューアイコンをクリックして急上昇ワードのページへ。
すると日本の今よく検索されている内容が表示されます。
例えば1/18はサッカー関連のワードが人気のようです。
ちょうどサッカーアジアカップが開かれているので注目度が高いということですね。
ちなみに各国別のトレンドも見れます。
よく下まで見ていくと、中国はないんですよ。
なぜかというと中国ではGoogleのサービスが使えないからです。(YouTubeも)
検閲を行う中国当局にGoogleは反発、中国市場から撤退をした経緯があります。
まあ、自由の国と共産主義の国とでは相入れられない価値観ですよね。
再進出するという噂も出ましたが一応Google CEOは否定しています。
というわけで世界一人口の多い国のトレンドは見れませんのでご注意ください。
今日の話題は明日にせまったセンター試験について
トレンド4位のセンター試験ですが、19日から試験なのですね。
今年は57万人以上が受験をするということで、まずは受験者の推移をデータで見てみましょう。
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平成02年度 430,542人/受験率94.85%(統計始め)
平成12年度 581,958人/受験率91.55%
平成22年度 553,368人/受験率94.08%
平成30年度 582,671人/受験率95.12%
[引用]https://www.dnc.ac.jp/center/suii/suii.html
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子供は減っているけれど、大学進学率が高いですね。
もう少し多くのデータを引用したほうがいいかもしれませんが、受験率(全教科欠席者)の推移がとてもおもしろいです。
平成2年から徐々に受験率が下がり続け、平成13年度で91.25%まで落ちていきます。
しかしその翌年から反転。おおよそ毎年上がり続けているという流れです。
平成13年って何があっただろうかと調べると、ディズニー・シーとユニバーサル・スタジオジャパンが開園。
野依良治が日本人で2年連続ノーベル化学賞を受賞、アメリカ同時多発テロ事件、千と千尋の神隠し上映。など。
振り返るといろいろ良いことも悪いことも起こった年ですね。
受験率の低下・反転にどのような理由があるのかはわかりませんが…
センター試験というワードが急激に検索されたのはまさに今日の18日。
ピークは朝の7時です。
ニュースとかでやっていたのでしょうかね?
その後はがくんと下がります。
関連キーワードとして明日に控えた受験生が持ち物を調べたり、今日やるべき勉強内容を調べたりしているようです。
また、センター試験で調べているのは富山県が最も多く、ついで石川、島根、鳥取です。
日本海沿いの県ですね。雪が降らないか気になってるのかも?
また、関連キーワードを見ていくと前日や当日昼の食事を気にしている人もいました。
食べるものといえば、今どきは試験にカツ!でトンカツを食べる人はまだいるのでしょうか…?
ちょっとおもしろいのが中には「センター試験 何分前につく」で調べていること。
遅刻はご法度ですので、電車が遅延しても間に合うように早め早めに行動していきましょう。
受験生の方はどうぞ今までの努力が無事に実ることをお祈り申し上げます。
このように、ホットワードを見るだけで今の日本人が注目している内容が見えてくるので時々見てみるととてもおもしろいです。
ビジネスにも活用できますのでぜひご活用ください。
今後もネタに困ったらGoogle Trendsに頼ろうと思います。