こんにちは、京都オフィスの馬橋です。
世の中にはたくさんの色で溢れていますがみなさんはどんな色がお好きですか?
ヨドバシカメラのおもちゃコーナーを通り過ぎた時、
女の子向けのパッケージはピンク、男の向けのパッケージはブルーが多いなと思いました。
男女共用は黄色やオレンジでしょうか?
例えば、赤ちゃんに着せる服は男の子女の子でピンクとブルーが多いですね。
男の子はブルー、女の子はピンクというのは日本独自の価値観なのでしょうか。それとも万国共通なのでしょうか。
ということで少し調べてみました。
イギリスの実験では
赤ちゃんのときから女の子は赤系、男の子は青系の色を好んだそうです。
つまり色の好みの性差は世界でわりと共通ということなのでしょう。
まあいわれてみると外国のおもちゃもピンクとブルーですもんね。
この実験を行なった人は女性が赤色を好む理由として
1万年前の採集文化で女性は果実を手にいれやすくするために赤い色に敏感であったからではないかという仮説を立てています。
とはいえ、それだけではなく私たち大人の価値観も多少影響を与えているのではないかと思います。
ちなみにトイレの色は男がブルー、女が赤というわけではないので渡航の際はご注意下さい。
色に関して言えば、国によって色の持つ意味は違います。
日本で「赤」は情熱的、愛、安いという印象を持たせますが
欧米では警戒となり、あまり良い意味には捉えられません。
日本と欧米で間逆なのが
「黒」と「紫」です。
みなさんは高貴な色といえばどちらを思いますか?
最近の価値観ではどちらも、かもしれませんが昔から紫色が日本人には高貴な色です。
有名な聖徳太子の冠位十二階からですね。
黒は日本人にはお葬式であったり不幸の色であったりネガティブな色です。
欧米はまったく反対で
紫はお葬式の色、黒は高貴で優雅な色です。
ですがここ最近では高価な雰囲気にしたい時は黒が使用されている気がします。
高価な印象を与えるために紫を使用することは少ないですね。
黄色も日本と欧米は逆の意味になり
日本…活発、元気、楽しい
欧米…臆病、裏切り
となります。
グローバル化も進み、海外展開をお考えのかたも多いかと思います。
その時は売り込みたい国の文化を調べておいた方がいいですね。
もちろんこの話はあくまで一つの話なので絶対に使ってはいけないわけではないです。
いわゆる「諸説あり」
黄色にしても欧米の中には楽しいという意味を持っていることもあります。
ビジネスをお考えの時に少し知識として入れておくと便利かなと思います。