暑い日はエアコンの効いた部屋でのんびりアイスでも食べながら映画を見ていたい…。
そんな貴方にオススメしたい映画を今回一本ご紹介しましょう。
熱く火照った身体も気持ちも瞬時に冷え切るそんな映画…「ミスト」です。
ショーシャンクの空に、ITなどの名作を生み出したスティーブン・キングの「霧」を原作とした、2007年に公開されたSFホラー作品です。
主人公と子供がスーパーマーケットに行くと外に霧が立ち込める。その霧の中には怪物たちが潜んでいた…。
果たしてスーパーマーケットに閉じ込められた人々、主人公達は無事に生き延びれるのか?…と簡単にあらすじを話すとこのような内容です。
あらすじだけ見るとホラー映画ではそんなに新鮮ではない、どちらかといえば定番ストーリーのように感じられます。
ですが、この映画は一味違います。それも原作者であるスティーブン・キングまでが驚嘆するほどの展開が待ち受けているのです。
10年以上の映画なのでネタバレはしてもいいと思うのですが、やっぱり知らない人達にはまっさらな状態のまま見てほしい…というわけで、注目してほしい点2つだけ皆さんにお伝えしたいと思います。
1つ目は主人公のとる行動、言動です。普通の作品ならば主人公の行動によって、問題は解決したりするものですよね。それではこの作品ではどうなのか?ぜひ注意して見てみてください。
2つ目はとある登場人物の存在。映画の展開が動き始めた時の冒頭にとある女性が登場します。女性は子供が心配だから家に帰ると言い、なんと怪物達が潜む霧の外へ単身出ていくのです。この女性は一体どうなったのか?それも忘れないように見ていきましょう。
この2点に注目してみれば、より深く楽しんで見れるんじゃないかと思います。
なんでSFホラー映画なのに怪物のことには一切触れないんだ!それこそ注目すべきポイントだろ!と思っている方もいるでしょう…。
はっきりと言いましょう!この映画において霧の怪物の存在は二の次です!怯え戸惑う人間達こそがこの作品におけるいわば「怪物」なのです!
見ていない方にはさっぱりわからないと思います。極限状態に置かれた人々がとる行動がどれほど恐ろしく残酷なのか…見ていくうちに霧に潜む怪物にではなく、人間達に恐怖を抱くはずです。
そしてこれは公開当時の宣伝などで紹介されてたことなので言いますが、あの噂のラストシーンは身の毛がよだつほどの衝撃をうけること間違いないでしょう。人によっては「こんな展開あんまりだ!」と憤慨するかと思いますので、そこだけ気を付けましょう。特に子供を持つ親の方々は要注意。
グロテクスな表現があるので苦手な方は避けましょう。それでも気になった方は平気な人と一緒に鑑賞すれば、心の余裕が生まれて見れるかも?
今年の夏はぜひミストを見て、身も心も涼しくなりましょう!(笑)
ちなみに私は海外のホラー作品はかなり苦手です。特にスプラッター映画とか怖くて見れません。殺人鬼とか実際にいそうな存在が怖すぎます。
ジョーズなんかも見て以来、海泳げなくなっちゃいました。…あれ?ジョーズはホラー映画じゃないですね、失礼しました。