最近映画館で映画を見れていません。あの大スクリーンに映し出される映像の迫力が恋しいです。
何を見に行こうかと一瞬迷うのですが、今日はいいやと諦めてしまうことが大抵です。ヴェノム公開まで財布を温めているしかありません。
昨今のアメコミ映画ブーム、本当にすごいですよね。海外映画を語る上で欠かせない存在となりました。
昔は「アメコミ映画?見るような人はオタクだけでしょ。」と言われ敬遠されていたのが懐かしく感じます。
今でもそう思われる方もいるとは思いますがそれはそれ、これはこれ。寛容になったと言うべきなのでしょう。
さて皆さん、突然ですがMARVEL映画とDC映画の作品をちゃんと見分けられていますか?当然と言ってしまえば当然なのですが、案外見分けがついていない方が多いのです。
元々MARVELとDCはアメコミ出版社であり数々の名作コミックを生み出してきた、正に世界に名を轟かせる名大企業なのです。
主な作品で言うと
MARVEL…スパイダーマン、アイアンマン、ファンタスティックフォー、X-MEN等
DC…スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン等
が両者それぞれの作品となっております。「同じヒーロー物の作品なんだからどっちも一緒じゃん。」と思われている方もいるでしょう。
ですが、MARVELとDCの作品はまるっきり違うのです。両者それぞれに個性があり、それが作品におけるポイントとなっています。
これは完全に個人の考え方なのですが、アメコミ映画初心者&エンターテイメントを望んでいる方にオススメしやすいのはMARVEL。玄人向け&練り込まれたストーリーに没頭したいの方にオススメしたいのがDC。と、そんな風なイメージを抱いています。
特に私がMARVEL映画でオススメしたい作品は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」!
これは一つの特徴と言えるのですが、MARVEL映画は全ての作品が同じ世界観の前提で制作されています。なので前回公開されていた作品を見ないと、
話がよく理解出来ないということがかなりの頻度であります。
ですが、このガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは単体で見ても十分に楽しめる作品なのです。
「アメコミ映画って事前知識がないと楽しめないでしょ。」という心配もいりません。更に言うなら、この映画に関しては原作はノータッチで見るべきです。
是非新鮮な気持ちで見てみてください。スペースロマンがめいいっぱい詰まった、正にエンターテイメントのカーニバルのような至福の映画、それがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなのです。
次にオススメしたいDC映画は「ウォッチメン」です。
作品の舞台はあの冷戦時代のアメリカで、元ヒーローだった人物が殺された事件をきっかけに物語は世界大戦一歩手前といった状況に発展していく…。
といったあらすじなのですが舞台が舞台なので、これは原作の知識だけではなく最低限アメリカ&周辺国の歴史の知識がなければちんぷんかんぷんです。
逆に言えば知識さえあれば、この作品は一気に深みを増して面白くなり、見る人達の心を引き込むのです。
上記でオススメした作品と比べると、かなりの温度差があります(ストーリーの重さ、テンション、画面の色彩等…)。ですが、作品の面白さはこちらも負けていません。実はこの作品は私がアメコミ映画にハマったきっかけでもあるので、思い入れ深いものとなっています。
個人的な感想はさておき、アメコミ映画に慣れてきた方に是非オススメしたい一本なので、そういった方は見てみてくださいね。演出の素晴らしさに感動すること間違いなし!
話が長くなってしまいましたがただ、アメコミ映画はすごくいいぞ!と言いたいだけなのです。
上記で紹介した作品以外にも名作は山ほどあるので、興味を持った方は是非レンタル屋さんへGO!ですよ!欲を言えば円盤を買ってほしい。
そいえば、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズの監督だったジェームズ・ガンさんが、DC映画の「スーサイド・スクワッド」の続編の監督になったらしいですよ。
嬉しい半面なぜだか悲しい気持ちになりますね…理由が知りたい方は検索してみてください。映画業界も難儀なものですね。