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映画よもやま話 その24

2020.05.28

yopparai_businessman

梅雨が近づきつつあります。その証拠に私の髪の毛が湿気の影響を受けて常にボサボサです。髪質があまり良くないのもありますが。

ともかく個人的に一番嫌な時期が梅雨なので、日々その訪れを感じる度にテンションが落ちてしまいます。

ただでさえ暑苦しいのにジメジメしてベタつくし、出掛けようにも雨のせいで思ったように遊べないといいことは一つもありませんね。

「俺/私は梅雨が好きなのにそんな事言うんじゃねぇ」という方々には申し訳ありません。そんな人いるんでしょうか。

 

そんな時にこそ湿った気分もカラッと晴れた天気の如く変えてくれるような、面白くてバカバカしい映画がおすすめです。

今回紹介する映画は「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」。

内容としては題名通りですね。主人公であるフィル、ステュ、アランの3人がバチェラーパーティ後に消えた親友ダグを探すためにラスベガス中を駆け回る話です。

まず前提としてこの3人(4人)はバチェラーパーティ時の無茶な飲酒によって記憶がありません。(これは詳しい理由がありますがそこは見てのお楽しみ(?)ということで。)

そして、親友を探す道中でその酔っ払っている時にしでかした行動の数々が断片的にではありますが明らかになっていくわけです。

これが中々にエキセントリックで、たとえば警察からパトカーをパクっていたり、マイク・タイソンのペットである虎を盗んでいたり、いつの間にかストリッパーと結婚していたり等。

なんでそんな事になったんだよ!と思わず突っ込みたくなる行動(悪行)の数々に笑いが止まりません。

その時の様子を映した写真がスタッフロールに合わせて出てくるのですがここも必見となっています。いわゆる、どのようなことをしでかしたかの答え合わせみたいな内容なので。

 

一見ただのドタバタコメディなのですが、全体の流れを見てみると存外完成度の高い作品となっています。

序盤に出てきた何気ない事象や言葉が親友を見つける解決の糸口になったり、一つ一つの点が繋がっていき答えに辿り着くというプロセスを意外と丁寧に描いています。

なので見ていても飽きずに最後まで見られるという魅力があり、コメディ初心者でも比較的安心しておすすめできる作品となっています。

一応シリーズ物になっており、3作目でめでたく(一応)完結となっています。

ただこれは個人的な考えなのですが、1作目がものすごく楽しめた!という方には他のシリーズは正直に言ってあまりおすすめできません。

3作目は特に評価が分かれるんじゃないでしょうか。言い辛いですけど自分も1作目以外は別に…という評価ですね。円盤は全て購入済みですが。

ともかく1作目は紛うことなき名作なので、興味を持たれた方は是非鑑賞いただければと思います。

 

因みにマイク・タイソンは本人が演じています。海外映画はよく本人役の本人が出演する作品が多いですね。

コメディ映画は特に本人役の本人が結構いたりするのですが大概扱いはひどかったりします。たとえばTHIS IS THE ENDのチャニング・テイタム役のチャニング・テイタムとか。

ですが本人達は意外とノリノリで演じており、インタビューでも楽しかった!と満足気に語っていたりします。楽しそうでなによりです。

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