こんにちは。
京都オフィスの重永です。
今回は月に一度のサンガネタ回。
前回は重~い気持ちでブログ書きましたが、今回は気分も晴れやかです。
なぜなら、前回のエントリーからなんと10戦無敗!!
残念ながら10戦無敗でも連勝がなくて、その内訳は5勝5分と、もひとつ勝ち点を伸ばしきれずに12位に留まっていますが、プレーオフ圏までは勝ち点3差、首位とは勝ち点9差、十分射程範囲内です。
しかも前節アウェイ熊本戦は3-0快勝と、いい感じになってきているので、ここから快進撃を見せてくれるものと思います。
さて、前回のホームは5月27日(土)FC岐阜戦でした。
FC岐阜と言えば、我がサンガがJ2に落ちてきた2011年は20位(最下位)、2012・2013年はJFLから昇格できるクラブが1クラブしかなかったためギリギリ残留の21位、2014年はちょっと頑張って17位、2015・2016年はあわや入替戦行きの20位と、毎年のように残留争いをしていて、J3に落ちそうで落ちない受験生向きのクラブ。
これまでの対戦成績でもほとんど負けたことがない、ほぼ勝ち点3を計算できる相手という認識なのですが、今年はちょっと状況が違いました。
なぜなら、今年から大木武氏が監督に就任し、華麗なパスサッカーに生まれ変わり、一時は一桁順位になるなど(岐阜にしては)快進撃を続けていたのです。
大木監督は、2011年からの3年間サンガを率いたサンガサポにとっても思い出深い監督です。
毎年のように監督がコロコロ変わるサンガで3年間監督を続けることができたというのもすごいですが、その戦績もなかなかすごい。
大木監督のサッカーはコンパクトな陣形で密集して中盤を制し、狭いところでもショートパスをつないで相手を翻弄して得点するという戦術で、就任1年目の序盤戦は苦しんだものの、戦術が浸透してきてからはリーグ終盤戦の快進撃、さらにはJ2勢初の天皇杯決勝進出を決めるなど、見ていて楽しいサッカーである程度結果も付いてきていたので大いに期待させられました。
ところが、天皇杯では残念ながら敗れて準優勝、就任2年目、3年目は大木サッカー対策もなされて連続リーグ3位に留まり、惜しくも自動昇格を逃した上に昇格プレーオフでも敗れてJ1へ昇格できず、「持ってない男」の汚名を背負って退団されました。
2013年の昇格プレーオフ決勝、試合終了後の国立競技場でサンガサポを襲ったあの虚脱感と異様な雰囲気は、今でも忘れられません…。
その後のサンガは、毎年のように監督交代が続き、昨年まで昇格プレーオフ圏内に入るのがやっとくらいの残念な成績が続いたためか、今でも、あの頃の大木監督時代のサンガを懐かしむサポーターも少なからずいて、一部サポからは復帰待望論すら出るような状況でもありました。
そんな大木サッカーを毎年残留争いしていた岐阜が身に着け、対戦前の15節終了時点でサンガよりも上の順位にいるということは、別れた彼女と思わぬところで再開したら、いい女になってたけど、すでに男がいたみたいな、なんとも言えない嫌な感情が胸をよぎります。
つまり、ほとんど負けたことないのに、絶対に負けたくない相手になってしまったみたいな微妙な気持ちで試合に臨みました。
敵として見た大木サッカーは、見ていてまどろっこしいというか、イライラしてくるというか、やられる側はたまらんだろうなぁという面倒くさいサッカーしてました。
しかも、サンガ時代にはほとんどなかった速い攻撃やロングボール、逆サイドへの展開など、いい感じに進化した大木サッカーがそこにはありました。
しかし、速い攻撃ができるんなら、サンガ時代にそれをやっておけよと…。
すると、嫌な予感は当たるもので、ええようにボール回されて、ロングボール入れられて、キーパーチャージだろうという展開で失点してしまい、ますますイラっとくる展開になりました。
しかし、選手たちはキレずに頑張り、見事に相手を崩しての綺麗なゴールを決めて追いつき、結果1-1の引き分け。逆転できなかったのは残念でしたが、なんとか、無敗記録を途切れずに続けることができました。
やっぱり敵として戦うのは嫌な相手ですね…。
さて、その岐阜戦、試合の画像は掲載できないので、最後にスタジアムの様子だけでもお伝えしてレポートを終了しようと思います。
今回、プロレスラーの小橋建太氏がゲストに来られてました。
小橋建太氏は京都府福知山市出身。福知山高校卒業後は京セラに入社。その後プロレスラーとして活躍された方。
京セラつながりなのか、この日ゲストに来られて、試合前の場外ではトークショーも行われ、大盛況でした。
また、岐阜のスタグルが西京極へ出張販売。
ボリューム満点の飛騨牛バーガー!