夏の風物詩でもある鵜飼。
先日宇治川で行われている鵜飼を見てきました。
テレビでしか見たことがなかったので、楽しみにしていました。
宇治川の鵜飼は京阪宇治駅から橋を超えて平等院鳳凰堂の川沿いの道を歩いていくと受付があります。
わかりにくいですが、受付は写真左奥、石塔の手前のテントです。
お一人様2,000円で、数人では予約は受け付けていないので当日に直接申込みます。
そのため、私が見に行った時は特に人が多かったため受付終了前に来た人たちは断られるほどでした。
ちなみに10人以上の場合は貸切船もあります。こちらは予約が必要です。
大学生?の女性達だけで借りていたり、同窓会?でおじさんたちが借りていたり。
貸切船はお食事が出来るので食事会にはよさげです。
その日は夏も終わり頃で、夕日がとてもキレイでした。
なお、宇治川でお仕事をされている人たちも夕日がキレイだからと写真を撮るほどその日はひときわ美しかったようです。
船に乗り込み、暗くなってくると鵜飼が始まります。
最初は鵜匠の方から鵜飼とはという説明をしてくれました。
船頭さんいわく、しっかり説明してくれるのは日本でここだけだということです。
中国人の観光客の方は自分のスマホの音声翻訳ソフトを使って説明を聞いていました。便利な世の中です…
やはりお客さんの多くは外国籍の方です。
鵜匠の方2人とも女性で、お若い方でした。
基本的に鵜飼の鵜は野生の鳥を使っているのですが、宇治川では人工孵化に成功しているそうです。
今回の鵜飼でも人工孵化で生まれた鵜が登場しました。
人工孵化で生まれた鵜は全てウッティと名付けられているそうです。
このウッティくんはまだまだ経験が浅いそうで、朱い紐の初心者マークがつけられています。
そのため、失敗したりしていましたが成功した時は見学者は温かい拍手で盛り上がっていました。
特におじさま方の貸切船はさながら居酒屋で行われる宴会のようで、合いの手をいれつつとても楽しそうでした。