8/16は五山の送り火でした。
テレビ中継もされ、毎年お盆休みのくくりを感じさせてくれます。
お盆中、京都は連日ゲリラ豪雨と雷雨が続いていました。当日は晴れときどき曇り・所によりにわか雨……の末に大雨!
雨天決行とはいえ生憎のお天気に……
さてこの五山の送り火。昔は五つではなく十山あったとか。現在は、
「大文字」(如意ヶ嶽)
「妙・法」(松ヶ崎西山・松ヶ崎東山)
「舟形」(西賀茂の船山)
「左大文字」(大北山)
「鳥居」(曼荼羅山)の五つの山ですが、
古くにはそれに加えて
「い」(市原野)
「一」(鳴滝)
「竹の先に鈴」(西山)
「蛇」(北嵯峨)
「長刀」(観空寺村)と合計十山、ないしはそれ以上あったようです。
何故途絶えたのか、諸説はありますが、五山だけでも壮観な光景なのに、十も送り火があれば御先祖さまも安全にお送りできるでしょうね。
それにしても「竹の先に鈴」や「蛇」ってどんな形だったのでしょう……?
この五山の送り火に合わせ、地元京都の本屋さん「大垣書店」では、今年は夏限定のブックカバーを作成したそうです。
京都・北山の山並みがデザインされたブックカバーなのですが、今年は8月16日合わせで「大」の文字を加えた夏限定版が配られるそうです。
馴染みの本屋さんなので、こういう遊び心のある企画は楽しみです。好評ならば来年以降も実施するようなので続いて欲しいなぁと思います。