8月もいよいよ終わりを迎えようとしています。平成最後の夏だと考えると何か感慨深いものがある…ような気がしないでもないです。
今年の夏はいろいろ熱かったですね。無論、映画も含まれておりますとも。
とはいえ、今公開されているフレッシュな作品を見に行くのは良いことなのですが、家でダラダラと見る映画もこれまた格別なのです。
最近見た映画の中で特に面白かったのはあれでしょうか…。
あの「アベンジャーズ」の監督、ジョス・ウェドンとドリュー・ゴダード監督の共同脚本作品、「キャビン」です。
5人の少年少女達は週末を楽しむためにとある小屋行くことに。しかし、その小屋には地下室があり怪しげな物が散乱していた。その中にあったとある殺人一家の日記を最後まで読むと、殺人一家の死体が動き出し突如5人に襲いかかる。そんな凄惨な光景をどこかの管制室で監視している謎の組織がいた…。
あらすじをすごく簡単に説明するとこの様な感じです。
このキャビンはいわゆるホラー映画の定番をテーマにした作品なので、随所に散りばめられたホラー映画あるあるに頷いてしまいます。
例えば、小屋に行く途中に立ち寄った店の老人が、これからの惨劇を予知するかのようなことを主人公達に忠告する。最初に死ぬ(殺される)のは典型的なブロンドヘアーの頭の軽い女性に限る。逃げ切ったと思いきや、実は車の席の後ろにモンスターor殺人鬼が!!などなど、ここでは語りきれないほど「あー!あるある!」と笑ってしまう定番要素が仕込まれています。こういった定番の基盤を作ってきたホラー作品などを見ていたら、より倍に楽しめるんじゃないでしょうか。
そして、この作品の面白いポイントはホラー映画の定番を取り扱っているからこその、それを逆手に取ったストーリー展開だと思っています。
初見で主要人物である5人の中で誰が生き残って、誰が死ぬのかを当てるのは難しいのではないでしょうか。自分も最初は予想が大外れして呆然となりました。皆さんも観賞する際には是非予想を立ててみてくださいね。おそらく良い意味で裏切られる結果になりますよ。
自分自身ホラー映画は好んで観ないタイプなのですが、ある程度の知識はあったのでそういった定番ネタを楽しんで見ることが出来ました。
ですが、そういった知識がなくても十分に楽しめる映画ですので、グロテスクな表現が大丈夫であれば見ていただきたい一本です。
この暑い平成最後の夏はホラー映画を見て、さっぱり締めくくりましょう!
因みに主要人物の中に「マイティ・ソー」やアベンジャーズシリーズでお馴染みの俳優、クリス・ヘムズワースさんも出演しています。
ホラー映画では間違いなく主人公のポジションに相応しい俳優だなぁ…と思いきや。さて、キャビンでは一体どうなのでしょうか…?
是非ネットや結末を知っている人の情報は見ずに新鮮な気持ちで見てくださいね!ホラー映画に定番のサービスシーン(笑)もありますよ!