いよいよ京都府も緊急事態宣言が要請されたとか。この先一体どうなっていくのでしょうか。このままでは飲食店も潰れていく一方です。この状況はいつまで続くのでしょうか…いつまで経っても先が見えないのが不安で仕方ありません。早くマスクを付けなくても白い目で見られないようになってほしいものです。皆さんの電車でマスクを付けてない人への態度はかなり冷たいですからね。さながら絶対零度の如く冷たい目線が突き刺さる。
唐突ではありますがGhost of Tsushima、ついに一周目クリアいたしました。ぱっとプレイ時間を見ると約60時間も掛かっていました。長かったような短かったような。終盤あたりになると怒涛の展開だらけで頭がパンクしそうになりつつ、続きが気になってしまいつい深夜までプレイしてしまったり。こうして短期間でぶっ通しクリアするゲームも個人的に珍しく感じます。それほどまでに今作品は全てが魅力的かつ、斬新的で素晴らしい内容でした。
細かい感想を言うとネタバレになってしまいそうで怖いのであえてボカしつつ軽い程度にします。が、多少ネタバレのように感じる部分もあるかもしれないのでご注意を。
今作品は「蒙古軍の長であるコトゥン・ハーンを倒す」という、ゲームではよくある「ラスボスを倒す」といった大きな目的があります。他作品であると大概はラスボスを倒せば一件落着で終演を迎えるのですが、ツシマという作品は一味違う。それは重要な一つのテーマである「家族」が最後になって突きつけられ、更には今までプレイしてきたユーザーに対して問いかけられるのです。「あなたが見てきた境井仁(※主人公)は一体どういう男なのか」と。ここの展開はかなり心に来るものがあり、多くあるテーマの一つであろう「因果応報」という言葉が刺さりました。過去にプレイしてきた作品の中で一番考えさせられる結末でしたね。エンディング・スタッフロールでのシンキングタイムで色々考察して余計に心が痛くなる作品も珍しいものです。身内と一緒にしていなければ泣いていました(半泣きでプレイしていた)
また、やりこみ要素が豊富でストーリークリアしてもやれることが多く、更には2週目で解禁される新要素があるようでもうしばらくツシマに夢中になれるようです。次はトロコン目指して対馬横断ツアーでもしてきます。1週目は世界観を重視して日本語吹き替え版にしていたのですが、やはり演じている俳優さんの声を聞きながらやりたいので2週目は英語音声にしたいと思います。キャラの解釈の助けにもなりそうなので楽しみです。演じていられる俳優さんは日系やアジア系の方々なので、日本語でも違和感は全く感じなかったものの、やっぱり俳優本人の声の演技が聴きたいというオタク魂が抑えきれませんね。特に境井仁役のDaisuke Tsujiさんの声は吹き替えと全く違う声質なので印象が変わるかもしれません。
最後に総評ですが点数を付けると100点満点中100点。悪いところを見つける方が難しいという、ストーリー、グラフィック、BGM、アクション、UIの全てが高水準の文句なしの名作。まさに求めていた日本を舞台にしたオープンワールドゲームの完成形と言えるのではないでしょうか。と、ここまでべた褒めしといてなんですが一つだけこれがほしかった!!というのはロックオン機能でしょうか。これがなかったため、戦闘には手こずりました。自分が下手というのもあるのですが。ですが慣れてきた時には気にならなくなっていたので結局のところ無問題です。2020年度のGOTYには選ばれなかったものの、自分の中のGOTYは今作だと思っています。ぶっちゃけプレイヤーボイス部門受賞しているなら実質今作が本当のGOTYなのでは???
と、このようにバリバリ贔屓目で見てしまうほどには素晴らしく、心動かされる魅力がある「Ghost of Tsushima」。皆さんも良ければプレイしてみてはいかがでしょうか?
因みにツシマに熱中しすぎてSEKIROを一時中断していました。が、無事再開できるようです。そういえばSNSを見ていて気になったことがあるのですが、SEKIROをプレイしたことがある人は必ずツシマにハマっているという不思議な共通点が。例に違わず自分自身もそうなのですが、分からないでもないような気がします。ともあれ、SEKIROもいよいよ中盤が終わりを迎えようとしている段階なので、まずは気合を入れてまた色んなボスと再戦し、戦いの感覚を思い出したいですね。下手の横好きなりにクリアまで頑張ります。