こんにちは。京都オフィス尼川です。
つい先日、東京の友人が京都観光に来たので、少し会って食事をしながら話をしました。嵐山の紅葉はとてもきれいだったそうです。色んなお寺に行って座禅体験をしたり、清水寺のライトアップを見たりと、「The 京都観光」な事を色々できて満足していたようでした。いわゆる、京都っぽさ?を感じることができたようです。
ただ、まぁこういう観光地は意図的に京都っぽさを演出しているんだから、そりゃ京都っぽく感じて当たり前だよね、という事も二人で話していました。
実際、新幹線で二時間ちょいで着くし、京都駅も近代的だし、最初はホントに京都に来たのか?という感じで、まだ都内にいるみたいな感覚だったと言っていました。
確かに、昔はそこらじゅうにあった瓦屋根の古い家はかなり少なくなって、マンションや商業施設がすごい勢いで増えてきています。景観条例が厳しくて新しいものを建てるのはなかなか難しいとは言うものの、徐々に街並みが近代的になってきているのは確かです。
生まれも育ちも京都なので、街並みが変わっていくのは少し寂しい気はしますが、伝統に縛られていても、置いて行かれそうな気もします。
伝統と革新をバランスよく取り入れて、ずっと魅力的な京都であって欲しいものです…。