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AIのよもやま話

2019.12.16

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最近気になる映画が見つかりません。過去の名作をエンドレス視聴している状況です。世間ではプッシュされている作品も見る気が起こりません。

今だったら「アナと雪の女王2」が注目されているんでしょうか?個人的に今作品はDVDがレンタル開始したら借りようくらいの興味しかありません。

自分は気に入った作品は繰り返し視聴し続けるタイプです。因みにこれは映画に限った話ではなく、小説、音楽、ゲームなどにも該当します。作品に対しての理解を深めていくのは嫌いではありません。

良い作品というのは何度繰り返し見ても感動が色あせないものだと思っています。

最近(?)でいうと初めてPS4専用ゲーム「DETROIT:BECOME HUMAN(デトロイト:ビカムヒューマン)」をプレイした時はリアリティのある世界観とグラフィックに呆気にとられてしまいました。

 

そんなデトロイトにも関係する、少し気になる話題を見つけました。それは「AI搭載型ロボットが介護業界の人手不足を解決?」というもの。

 

2019年6月5日、老人ホームや高齢者向け賃貸住宅等の運営するオリックス・リビング株式会社と、Aeolus Robotics Corporationが、AI搭載型ロボットの導入に向けた実証試験などを行うコンサルティング契約を締結したと発表した。

「アイオロス・ロボット」は、2018年11月よりオリックス・リビングが運営する施設で、物体の検知や移動、物品の運搬などの基本的な動作確認を重ねてきた。

高齢者の姿勢から、転倒を判断して、介護スタッフへ伝達するためのAIエンジンを搭載しており、人が後ろ向きや横たわった状態でも同一人物であることを認識できるという。

また、物体検知、学習機能を備えているため、作業で必要とされるほとんどモノを認識し、持ち運ぶことが可能だ。

今回の提携では、介護施設に適したロボットの機能向上や、代替可能な業務の洗い出しが進められる予定だ。

「アイオロス・ロボット」の具体的な役割としては、

  • 人物を特定してあいさつする見守り
  • 高齢者の転倒などを知らせる緊急対応
  • 日用品、食事、洗濯物等の運搬

などが想定されている。

 

引用元:「介護の人手不足はAIロボットが解決する?日米の提携で実用化を目指す」https://ledge.ai/aeolus-robot-orixliving/

 

様々な創作物でロボットが人間の代わりに労働をするといった話はそれこそ手垢が付くほど描かれてきました。そんな夢物語とされていたことが実現されかけているようです。

介護業界では慢性的な人手不足が近年続いているので、こういったAIロボットの導入は良い転機になるのではないでしょうか。

 

ただ、イギリスのオックスフォード大学が近い将来に現在ある仕事の90%は機械(AI)に置き換えられると公表したように、AIよって仕事を失う人たちがこれから先現れるのではという危機感はあります。

上記でも言っていたDETROIT:BECOME HUMANはアンドロイドである3人の主人公が人間からの差別、偏見、支配を受けてどう行動していくのか、というようなストーリーとなっています。

今作品の世界は自立型アンドロイドが全世界に普及しており、接客や力仕事などはほとんどアンドロイドが担っている状況です。なので、アンドロイドによって職を奪われた人達が大勢おり、中にはデモやヘイトスピーチを行う者までいます。

そんな中、アンドロイドが自我を持ち、自分たちに不当な労働を強いてきた人間に対して宣戦布告する場面があります。展開によっては自分達の自由を勝ち取るため人間達と武力衝突することも。

今はAIが自我を持ち人に反抗しようとしたなんて話は聞きませんが、近い未来AIロボットを酷使した時に上記のようなことが起こらないとは断言できません。

フェイスブックが開発したAI(人工知能)が人間には理解できない独自の言語で会話をはじめたため、このプロジェクトを緊急停止させた。なんて話があるくらいなので。

近い未来、AIをはじめ自立型アンドロイドが普及し始めた時、自分たち人間は今ある職を手放すことになってしまうのでしょうか。

そうしてAIが自我を持てば、人類の進化を妨げる存在として立ちはだかるのでしょうか。私達が思い描いていた夢物語が現実となる日はそう遠くないようです。

 

因みに創造性を必要とする仕事(小説家・俳優等)は将来においても人間たちが担うようです。逆にデータの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業(事務職・工事現場等)については、AIで代替できる可能性が高い傾向にあるそうです。

私達デザイナーは未来においても一線で活躍できそうで何よりです。ですが、このような記事を見つけて唖然となりました。更にはAIが自動着色を行うサービスが少し前に話題になりました。

これは油断していると自分の創造性よりAIの方が勝ってしまいますね。そうならないよう日々勉強の心掛けを忘れないようにしたいです。

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