こんにちは。
京都オフィスの重永です。
先日、神戸にて開催されました「第9回神戸ものづくり中小企業展示商談会」を見に行きました。
やってきたのは、神戸JR三ノ宮駅よりポートライナーに乗り換えて一駅の「貿易センター」駅下車すぐ「神戸サンボーホール」。
この「神戸ものづくり中小企業展示商談会」とは、神戸市主催にて行われているものづくり企業のマッチングのための展示商談会で、神戸市およびその周辺のものづくり企業や支援機関、特に近年神戸市が力を入れている水素分野や航空機分野などに関する技術を持つ企業などを中心に80社が出展されています。
※参考:【2017/06/16】「第9回神戸ものづくり中小企業展示商談会」の開催について
お昼前に到着して、1時間くらいしか見て回れなかったんですが、大変盛況でした。
到着した時には、ちょうど「ものづくり×デザイン」ミニセミナーが開催されていました。
デザインを扱う企業としては、大変興味深いセミナーだったのですが、次のお約束の時間が控えていたので、残念ながら聴講は断念。
ちなみに午後からはこのセミナーの講師をされているケプラデザインスタジオ代表・大倉清教氏をアドバイザーとする「KOBEデザイン相談会」も開催されたようです。
ものづくりでもなければ、神戸でもない弊社がなぜそんなところに? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は、出展されている企業様の中に弊社のお客様がいらっしゃったのです。
それは当サイトお客様の声のコーナーでもご紹介させていただいた金澤鐵工株式会社様。
金澤鐵工様は日本初の高圧容器認可メーカーとして創業より100年近い歴史を誇る企業様です。
製造しているものがタンカーなどの大型船舶のエンジン始動用などに用いられている高圧容器という特殊な製品が主なためか、これまでこうした展示会などには参加してこなかったそうですが、今回、水素エネルギー関連の取り組みに熱心な神戸市の要請を受けて、「水素クラスター勉強会」カテゴリーでの出展となったそうです。
今回、初めての展示会ということで、弊社にて様々な展示会用アイテムの制作をさせていただきました。
制作したのは…、
このほかにも、実物大タンクのパネルや、資料をお持ち帰りいただく用のオリジナルビニール袋なども制作しております。
金澤鐵工様にお話を伺うと、展示会関係者からも「初めての出展にしては上出来」と褒められたとのことで、大変喜んでいただけたようです。
同じ「水素クラスター勉強会」カテゴリーには、日本に2社しかないという高圧容器メーカーの競合社も出展しているということで、ドキドキしながらその競合社の出展ブースも見てきたのですが、内心「クライアント様に悔しい思いをさせずにすんでよかった」と、ほっと胸を撫で下ろした次第です。
ちなみに、折角、神戸まで来たので、短い時間の許す限り、出展社のブースや展示内容を見て回りました。
中には、オリジナルデザインの萌えキャラをパネルにて展示しているところも!
作っているものは質実剛健な銘板で、創業70年以上の歴史を誇る企業様でしたが、こんなやわらかい展示を仕掛けてくるなんて、個人的には大好きです。
その他、保有技術の制作サンプルとして滑り台の模型やパズルを展示しているところや、
目を惹く立体什器で製品サンプルを展示していたり、
全面大型パネルでインパクトのあるブースに仕上げられていたり
と、各社、随所に工夫されていて、非常に興味深かったです。
展示会に出展しようかとお考えの皆様、ぜひ一度弊社にご相談くださいませ。