ボヘミアン・ラプソディを見てからというものの、QUEENの曲を片っ端から聴く日々が続いております。
さほど知識が無かった時でも、彼らの作る曲は好みでちらほら聴いていましたが、まさかここまでハマるとは思いませんでした。彼らの曲はストーリーがあって、聴いていて楽しいので飽きないですね。
やっぱり一番好きなアルバムは「オペラ座の夜」でしょうか。映画本編でも出た名前ですね。
全曲通して聴くとあまりの出来の良さに感動するほどです。無論、全曲好きなのですが強いて一番好きな曲を挙げるならやっぱり「ボヘミアン・ラプソディ」でしょうか。最初に聴いた時のインパクトが凄まじかったので…。映画を見てから聴くと一層深みが増す、中毒性の高い曲ですよね。
長くなりそうなので一度QUEEN話は置いといて。さて、いよいよこの話をすべき時が来たようです…。
第91回(2019年)アカデミー賞の時がいよいよ近づいてきましたね!!
昨年の映画業界は正に戦乱の時代でしたから、どの作品が受賞してもおかしくはありません。
ノミネート作品発表当日、暇さえあれば某SNSでアカデミー映画情報アカウントに張り付きながら、自身の気に入っている映画がノミネートしているかチェックしていました。
因みに作品賞にノミネートされていたのは
・『ブラックパンサー』
・『ブラック・クランズマン』
・『ボヘミアン・ラプソディ』
・『女王陛下のお気に入り』
・『グリーンブック』
・『ROMA/ローマ』
・『アリー/スター誕生
・『バイス』
の8作品となっております。
話題性で言えば、ボヘミアン・ラプソディがトップだと思うのですが、アカデミーでの審査基準ではどうなのでしょうか。
余談ですが、自分はアカデミーの審査には疑惑の目を向けています。なんでかと言うと、過去に紹介した『トロピック・サンダー』を見たせいです。
アカデミー賞を取るには作品の出来ではなく、裏金あってのものだとかなんとか、劇中のキャラ(俳優役)が言っていたのもあって妙な説得力がありました。
しかも、この作品は劇中内でも出演しているベン・スティラーが監督なので、(フィクション内とはいえ)俳優本人が言うところが背後に薄暗いものを感じますね。
話は戻して、批評家の方々によれば、今年の作品賞は満場一致で『ROMA/ローマ』だそうで。
完全にノーマークでした。作品自体は前々から知っていたものの、いまいち見る気が起きず放置していたのですが、ここまで話題性があるなら見なきゃいけないのかと葛藤しています。
しかも最多10部門のノミネート。開いた口がふさがりません。期待値が高すぎますね。
因みに『女王陛下のお気に入り』も同じように10部門ノミネートですって。ワオ(驚愕)
当たり前な話ですがこのアカデミー賞は受賞できなくても、ノミネートされただけでも非常に名誉なことなのです。
作品賞なんかは特にノミネートだけでも、その作品が正当に評価されたその上で選ばれているので、非常に優れた作品ということになります。
そう考えると『ブラックパンサー』なんかはすごいですね。アメコミ映画がこうして、アカデミー賞にノミネートされているのは良い兆候だと思います。
昔なんか言い方は悪いですが「アメコミが原作の映画なんて低俗な」と、バカにされ続けていましたから。
アメコミ映画でも正当に一つの映画作品として、評価されるようになったのはひとえに時代の流れでしょうね。
来るべき2月25日までにある程度、ノミネート作品だけでも鑑賞しておきたいものです。
皆さんもぜひ予想してみてはいかがでしょうか?
私の予想としては希望的な観点で『ボヘミアン・ラプソディ』、客観的な観点で『ROMA/ローマ』が作品賞を取るんじゃないかと。
前者の作品は私が大好きなだけです。でも、世間の評価としては、非常に有利な立場に立つのではないでしょうか。批評家達の意見は…ぶっちゃけ当てになりません。予告PVの時点でボロ叩きにしてたくせに、英国アカデミー賞2部門受賞した途端に掌返ししたような連中なので。そこまで含めてQUEENらしいといえばそうなのですが。
後者の作品なんかは取れなかったら逆に笑うくらいですね。あれだけ批評家達に高評価を受け、数々受賞しているのに取れなかったら大笑いです。
最後に注意も兼ねて、一つ言わせていただきます。
当たり前ですがアカデミー賞を取れたからといって、その作品が万人にとっての名作であるということはまずありえません。
結局映画はただの娯楽の一つであり、エンターテイメントなので見る人が楽しめればそれでいいのです。
それこそテーマが重く役者の演技力と脚本の出来が良い作品より、マイケル・ベイ監督作品の爆発ドーン!!トラックがバーン!!火柱ぶわー!みたいに何も考えずに見れる映画の方が、見てる分には楽しめますからね。
とにかく、あまり難しく考える必要はないということです。
「この作品自分は面白かったけど、世間の評価は低いな。自分は見る目がないのかな。」なんて考える必要はありません。
作品の評価というものは自分が見て何を感じたかに尽きると思うので、その感性を否定しないであげてくださいね。
考え方は人それぞれであり、どれが間違いなんてありません。要はフィーリングでいいのです。ただ、批評する上ではその考えに至った根拠を考える必要はありますが。
自分が面白そうと思った作品だけ見るのも全然構いません。
ですが、一度はDVDだけではなく映画館に行って、巨大スクリーンならではの臨場感や迫力を感じてほしいというのが望みでしょうか。(本音は興行収入云々で続編が決まったりするので…)
映画の楽しみ方は人それぞれで、押し付け合うものではありません。とはいっても共有し合うのも、映画の良さを知ることができる一つの方法なのも事実です。
皆さんにとって、良き映画ライフを見つけられることを願っています。
ボヘミアン・ラプソディもまだまだ熱くなりますよ!一部門以上は受賞確実ですね!!(希望的な観点)