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世界ビール巡り2

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今回のビールはベルギービールのヒューガルデンです。店頭で見たことがある人も多いのではないでしょうか?

ヒューガルデンは日本ではアサヒビールが輸入販売しているので、販路が広いのだと思います。

私はベルギービールが大好きなので、安定して手に入るのはありがたいですね。

こちらのビールは口に含んだ時に優しいオレンジの酸味が広がり、濁った黄金色で泡は白くて他のビールに比べて泡持ちがよいです。

甘みが感じられるのでビールが苦手な人も楽しめると思います。

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こちらのビールの原材料は、

麦芽、ホップ、小麦、糖類、コリアンダーシード、オレンジピールです。

麦芽含有量上日本の法律では発泡酒に分類されます。

グラスに注いで向こうを覗いても見えないほど濁っているのはろ過せず生きた酵母を一緒に瓶詰めしているからです。

このヒューガルデンはベルギーのヒューガルデン村発祥のビールで、一度製造が途絶えた歴史があります。世界的にピルスナー(日本で一般的に飲まれている透明な黄金色のビール)の人気に押されて醸造所がなくなったためです。

しかし、ピエール・セリスによって再び醸造が復活したという経緯があります。

ちなみにこのピエール・セリスはホワイトビールの神と呼ばれています。すごいです。

その後醸造所が火事に見舞われたせいで自力での継続が困難になり、大手の会社の傘下に入りました。

しかし味わいが変わっていくことを良しとしなかったピエール・セリスは自分の求めるホワイトビールを作り、別種のセリスホワイトという名前のビールを作りました。

こちらのヒューガルデンホワイトは2年に一度開催されるアメリカで行われているワールドピアカップ2016という授賞式でホワイトビールの部門で金賞をとったそうです。

ホワイトビールのお手本と称されるヒューガルデンホワイトですから、王者の貫禄といったところでしょうか。

日本のビールも9銘柄が受賞しました。

個性的な味が楽しめるクラフトビールも多いので、手に入ればそれらも飲んでみたいですね。

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