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映画よもやま話 その26

2020.09.12

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もう9月ですね。この茹だるような暑さも少しはマシになればいいのですが、まだまだ続きそうで憂鬱です。

そういえば、今年は夏らしいものはあまり食べにいけませんでした。そりゃ状況が状況なので仕方ありません。でもかき氷くらいは食べに行きたかった…。

 

そういえば最近アマプラで配信されているあのアニメ映画を見ました。前々から気にはなっていたものの機会がなくて見れていなかったこの作品。

あのキルラキルやグレンラガンなどの名作を生み出したTRIGGERの長編アニメ作品、その名も「プロメア」。

炎を操る新人類バーニッシュの出現に端を発する惑星規模の発火現象である世界大炎上により、人口の半分が焼失してから30年が過ぎた世界。自治共和国プロメポリスでは、炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュの集団マッドバーニッシュに対抗すべく、対バーニッシュ用装備を扱う高機動救命消防隊バーニングレスキューが消火活動を行っていた。

バーニングレスキューの新米隊員ガロ・ティモスは、火災現場でマッドバーニッシュの首魁である少年リオ・フォーティアと出会う。「燃えて消す」を流儀とするガロと「燃やさなければ生きていけない」と語るリオは、互いの信念をかけて熾烈な戦いを繰り広げる。

燃える魂をぶつけ合う二人の戦い、果たしてその先にあるものとは――

引用元:プロメア Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/プロメア)

簡単なあらすじは上記のような内容で、とにかく炎!燃えてけ!とかなり温度が高く暑苦しい熱い作品となっています。

TRIGGER特有の荒々しくもスタイリッシュなキレッキレアニメーションも健在で、各ロボのデザインもなかなかにかっこいいい!

劇中で流れているBGMもこの作品に当てはまっている爽やかでありながら、熱を感じる素晴らしいものばかりです。

 

キャラデザインも魅力的で自分が気に入っているキャラクターはクレイ・フォーサイト。主人公ガロにとっての命の恩人であり、

民間にとっての英雄である立派な人物だが…?とこの作品で一番濃くて複雑なキャラだと感じました。しかも、声優はあの半沢直樹シリーズで有名な堺雅人氏。

俳優が吹き替えとか…などと侮っていたのですが、この方はやっぱり違いました…完全に声の演技がキャラに溶け込んでいるんですよね。素晴らしかったです。

劇中終盤での彼の演技はまさに狂気を感じましたね。もちろんいい意味で言っています。あの演技を見るだけでも価値はあるんじゃないかと思うレベルです。

他にも複数俳優が吹き替えを担当しており、主人公ガロは松山ケンイチ、彼のライバル的立ち位置にいるリオは早乙女太一などなど。

彼らの演技もちゃんとキャラと上手く噛み合っており、違和感のない素晴らしい演技でした。

 

とにかくこの映画は熱くなるようなロボ!ストーリー!キャラ!と、見ていて大人でもワクワクするような楽しい映画となっています。

あまり細かいことは考えず、とにかく熱くなれるようなスカッとした作品が見たい!という方にはおすすめです。

9月のダルダル続く暑さも吹き飛ばすようなこの熱い作品、現在アマプラで無料配信しているので一度見てみてはいかがでしょうか?

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