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表現の自由と規制

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皆さん映画はお好きでしょうか?私は大好きです!

最近映画館に観に行ったのは「シェイプオブウォーター」という作品です。

そう、あのギレルモ・デル・トロ監督作品。これは観ねば!!と、思い切って一人で行きました。

そして、観た感想はネタバレになるので詳しくは言えませんが…もう最高としか言えません。映画館で両隣の方々と一緒に泣きながら観ていました。

自分の嗜好を芸術作品として完成させた、ギレルモ監督の情熱には感服しました…。

 

ただ、一つ気になったのが日本公開前にネットで少し話題になっていた、とあるシーンの表現規制についてです。

洋画には特に多いですよね。日本で公開するには過激すぎるシーンなどがカットされていたり、部分だけモザイクやボカシが入っていたりなど。

こういったやりすぎな表現規制に呆れつつ、一先ず我慢しながら観るのですがどうしても気になります。

特に作品内で重要な意味を持つシーンなどが、過激すぎるといった理由などでカットされるのは許せません。

こうやって表現の自由が奪われて、個性が消されてしまうなら平凡なものしか作れなくなるじゃないか!

…と感情的に考えている自分がいますが、仕方のないことだと思っている自分もいるわけです。

 

デザインにも言えることでもあります。表現の規制はその作品の幅を狭くするものではなく、

あくまで万人が見て不愉快にならないようにする必要な配慮だと考えています。

ただ、その不愉快になるラインは人それぞれなので、そこの見極めがデザイナーとして必要な能力の一つなのかもしれません。

私もこれからの経験で、そういった能力を培っていけたらと思っています。

 

ちなみに「シェイプオブウォーター」の規制されたシーンは一つだけでした。しかも部分だけという!

観た方なら分かると思いますが、わざわざあのシーンだけボカさなくても…。でも、しょうがないかな〜と思いつつモヤモヤしています。

ですが、作品の世界観に影響は与えていませんでした。なのでまだ観ていない方にも安心しておすすめできます!観ましょう!

小説版も発売されているので、もっと深く楽しみたい方は是非買いましょう!

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